【クスミティー】プリンスウラディミルはどんな味？

どうもこんちは。クスミティーの全種制覇を企むてんむすです。

今回はクスミティーの プリンスウラディミル というハーブティーを紹介します。

＜英語表記＞
Kusmi Tea　⇒ 　クスミティー
PRINCE VLADIMIR　⇒　プリンスウラディミル

プリンスウラディミルは、パリの老舗紅茶メーカーKusmi Teaで製造されている紅茶です。この紅茶は期間限定というわけではないので一年中で購入できます。

ぼくは一番最初にツァレヴナを飲んでクスミティーにどハマりしました。その後にいろんなフレーバーを飲んでみたいと思い、思い切って25ｇ缶が5種類はいっているギフトセット『ロシアブレンド』を購入しました。その中の一つにプリンスウラディミルが入っており、飲んで感激。こちらもリピートしています。

【30秒で分かる】どんな紅茶？

後ほど詳しく書きますが、要点をまとめると以下の通りです。

お店はパリが本店ですが、初めは約150年前にロシアで開業の後、創業者一家がロシア革命の混乱から逃れるためにパリに移り今に至るそうです。ロシア発祥なのでロシアンティーというわけです。

現在は、世界展開していてヨーロッパ、北米、アジアに進出しています。アジアだと日本と韓国、シンガポールにお店があります。

“ベルガモットの香りを纏ったアールグレイにバニラ、柑橘類、スパイスをブレンドしたブラックティー。キエフ大公ウラディミル1世にちなんで、1880年にメゾン創始者が手ずからブレンドした歴史ある紅茶が、オーガニックに生まれ変わりました。

グレープフルーツ、オレンジ、ライムの酸味ある魅力的なノートが、まさにプリンス（王子様）のように我々の心を奪います。

静かに目を閉じると、ウラディミル王子が白馬に乗って燦然と到着し、まるで忘れられないティータイムへ颯爽と連れて行ってくれるかのよう。我々の味覚を楽しませ、時を超えた瞬間を提供してくれることでしょう。”

上の説明に出てくる『キエフ公国大公ウラディミル1世』とは 10～11世紀に存在したキエフ公国という小国の君主で、キリストを広めた人です。東欧の国であるウクライナの首都がキエフなので、そのあたりにあった国ですね。

『パヴェル・クスミチョフ』はクスミティーの創業者で、1888年当時はロシア帝国でしたから、国教であるキリスト教の偉人『ウラディミル1世』をリスペクトして、ロシアンティーとしてブレンドしたということなのでしょう。

ちなみにお茶の話に戻りますが、プリンスウラディミルは最近リニューアルされて、オーガニックになったようです。

原材料を見ると紅茶をベースに、ベルガモット香料が入っていることから、アールグレイに近い感じです。アールグレイと違うのは柑橘系のさわやかさが強く、ほのかにバニラの甘い香りがするところです。

シナモン香料も入っていますが、シナモンの香りは感じませんので苦手な人でも大丈夫。香りはとてもさわやかでクセはないので、どんな人でも美味しく飲めると思います。

すっきりと渋みのない高級な紅茶の味がします。香りを楽しむフレーバーティーという感じですね。

ツァレヴナは実店舗もしくはオンラインで購入できます。

店舗は、東京都心、横浜、大阪、名古屋、福岡の百貨店の食料品売り場、もしくは成城石井などで販売しているようです。詳しくはクスミティーの販売店舗情報を見てください。

数年前まではクスミティーとして専門店を出していましたが、コロナ禍の影響？でたたんでしまったみたいですね。実店舗だと香りを確かめることができますが、手間を考えるとオンラインで購入したほうが良さそうですね。なお、メルカリやラクマなどのフリマアプリだと安く出回っていたりします。

プリンスウラディミルのお値段についてですが、ティーバッグと茶葉の両方で販売されています。それぞれお値段は以下の通りです。

ティーバッグ 2.0g x 20個入	¥2,160(税込)
100g 缶（約40杯分）	¥3,240(税込)

ちなみに、100ｇで約40配分とありますが、ぼくの体験からすると50杯くらい飲めています。

単品で購入する以外にも、ギフトセットの中に入っているものもありますので、他にも色々な味を試したい方や、お世話になった方に贈りたい場合などは、セットの方を買うのもいいかもしれません。

【ティーバッグのセット】

【ミニ缶セット】

お値段高めなので、特別なときの贅沢として飲むか、お客さんが来たときに出す感じが良いです。

含まれるハーブからは、『リラックスしポジティブな気持ちにしてくれる』、『頭痛・歯痛などの痛みを抑えてくれる』、『血行を良くしてくれる』、『不眠の解消』などで、ほのかに効きます。

茶葉はこんな感じです。

＜入っているもの＞

紅茶	紅茶がベースです。
オレンジピール	オレンジの皮です。香り付けに使われます。
クローブ香料	丁字（ちょうじ）とも言われます。強く甘い香りでお菓子や飲み物、肉の臭み消しに使われます。
シナモン香料	桂皮、ニッキとも言います。うちの両親（団塊の世代）はニッキって呼んでいた記憶が。
バニラ香料	みなさんご存じのバニラです。とても甘い香りでバニラアイスの匂いといった方がわかりやすいかも知れませんね。
ベルガモットエッセンシャルオイル	紅茶アールグレイの香り付けに使われている香料。ライムとレモンの交配種です。