知っておくと役に立つ

【知っておきたい】アロマデフューザーの選びかた

どうもこんちは。てんむすです。

これまでにアロマデフューザーをいくつか使ってきた経験から、その選び方について解説します。

最初に結論から言ってしまいますが、

(多くの場合)アロマデフューザーは必要ない

です。

多くの場合というのは「個人が使用するほとんどシチュエーションにおいては」ということです。逆にデフューザーを使うことによるデメリットがある場合もあります。

「あれ?どのデフューザーがおすすめかという話じゃないの?」と思ったあなた。

ご提案ですが、まずは本当にが必要かどうかを一度検討してみてください。買わないという選択肢があるということをお伝えしたくてこの記事を書いています。それでも必要という人には、後日またおすすめのデフューザーついて解説します。

精油について勘違いしていること

アロマ初心者の多くが勘違いしていることですが、アロマエッセンシャルオイル・精油はいわゆる”油”ではありません。

『精油』、『エッセンシャルオイル』という名前に”油”、”オイル”とあるので、どうしてもサラダ油やオリーブオイルなどの油と同じ物だと想像してしまいがちです。これらの油は正確には”油脂”と呼ばれる物で、ほとんど揮発(蒸発)しません。料理しているときに、まわりに跳ねたサラダ油はベタッと壁にこびりついて拭かないかぎりはベトベトとそこに残りますよね。

一方の精油(エッセンシャルオイルも同じ意味)は、揮発性の高い液体です。イメージとしては”油”よりも”アルコール”に近いといえます。

何が言いたいかというと、精油そのもので十分に匂いが広がるということです。だからデフューザーは要らないと冒頭で述べたのです。

ただし、環境によってデフューザーがあった方がいい場合もあります。

アロマデフューザーがあった方が良いケース

香りの弱い精油が好き場合

精油はたくさんの種類がありますが、それぞれ匂いの強さが違います。含まれる成分だったり、濃度の問題だったりしますが、匂いが強烈なものから、中間的な物、おや?と思うくらい弱い物まであります。匂いの強い物はデフューザーが無くても十分に部屋を香らせることができます。逆に匂いの弱い物は置いておいても全然匂いが広がりません。そのため匂いの弱い精油についてはアロマデフューザーと相性が良いです。

匂いが強い精油

イランイラン、ジャーマンカモミール、ユーカリ、ローズ・オットー など

匂いが弱い精油

フランキンセンス(乳香)、ミルラ(没薬)、サンダルウッド(白檀) など

広い部屋や、通気性がよい部屋で使いたい

だいたい一人暮らしの場合、部屋の広さは6~8畳くらいですし、夏場の暑さや冬の寒さを考えると、窓を開けっぱなしということもないでしょう。ぼくなんか、虫が入ってくるのが怖くて換気するとき以外は窓は締め切りです。

これらの部屋の広さがそこそこで、空気の入れ替わりが強く無いケースでは、デフューザーは必要ありません。精油そのものの揮発で、香りを部屋に拡散することができます。

しかしながら20畳オーバーの部屋だとか、イベント会場みたいな広い部屋で使用する場合。または最近のコロナ対策などで換気を常にしている部屋などでは、精油の自然な揮発では香りが十分に拡散しません。広い部屋ではすみずみまで香りが行き渡らないし、換気が強いと香りが部屋にただようよりも、外に逃げていく方が強くなるためです。そういうケースでもデフューザーが役に立ちます。

デフューザーを使わない方がいいケース

逆にデフューザーを使わない方が場合もあります。一番考えられるのはペットを飼っているお宅で、この場合は注意が必要です。ペットは人間と体の構造が違いますので、人には無害でもペットの体には悪い物もあります。

どのペットにどの精油が良くないかというのは、ペットの種類にもよるので難しいところです。特にネコちゃんは全般的に精油に弱いといいます。

ちなみにちょっと脱線します。デフューザーとは関係ないですが、自作のアロマスプレーも注意が必要です。スプレーは無水アルコールを使いますがペットはアルコールに耐性が無いので、これも体調を崩す原因になります。

それ以外のケースだと、匂いの強い精油でデフューザーを使うこともオススメしません。必要以上に強い匂いが部屋にただようと気分が悪くなったりします。実際に専門書にも書いてあることですが、種類によっては高濃度での使用は避けるべき、と書かれている物もあります。

デフューザーを使わないメリット

デフューザーをつかわないことによるメリットもあります。購入費用や、電気代といった金銭面もありますし、メンテナンスの手間から解放されるということもあります。デフューザーの掃除って、ものにもよりますが以外と面倒くさいのです。中には分解しないといけないものもあり・・・。掃除をしないと匂いが混ざってしまうし、べっとりヘドロのようなものが残っていずれは故障の原因にもなります。

デフューザーの代わりに

じゃあ、デフューザーを使わないでどうやって精油を使うのか?という話ですが、とても簡単です。ティッシュペーパーに含ませて、置いておけば良いのです。4つ折りにしたティッシュペーパーに精油を2~3滴垂らし、小皿の上に置いて香らせたいところに置けば十分です。

また石膏や素焼きでできているアロマストーンを使うのもオススメです。精油を垂らして置いておくだけで匂いを拡散できます。ちなみにアロマストーンは洗うことができないため、複数の種類の精油を使うと匂いが混じってしまうという使いづらさもあります。

まとめ:多くの場合、デフューザーは必要ない

まとめです。個人が一般的な部屋で使用する場合は、アロマデフューザーは必要無い、ということです。匂いの弱い精油を使いたい、もしくは広い部屋や換気の強い場所で使う場合のみアロマデフューザーを使用するといいです。

狭い部屋で、匂いの強い精油をデフューザーで焚いて、気持ち悪くなったことのあるぼくだから・・・orz、そうアドバイスさせていただきます。

以上です。ここまで読んでくれてどうもありがとう。

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てんむす
誰でも簡単に取り入れられる「よい匂いをつかったリラックス方法」を紹介しています。よい匂いがすると幸せな気分になりませんか?ぼくはそう思うのですが、いざやろうとすると、お手軽な市販の芳香剤では科学的な匂いで少し臭いし、本格的にアロマテラピーとなると小難しくて敷居が高いしで、そこそこの難易度でよい方法があまり認知されていないと感じています。そういった背景から、ぼくのノウハウをもとに「誰にでも簡単に、わかりやすく」モットーに記事を書いています。

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